初めての方へ
初めての方は是非お読みください(鍼灸)
☆鍼(針)は痛くありません
治療に用いる針は直径が髪の毛ほどの細さで、針先も裁縫や注射の針とは異なります。痛みをできるだけ伴わないような形状になっています。ほとんど無刺激で蚊に刺される程度のものですが、もし2、3か所の治療で苦痛を感じられる痛みがあったときには遠慮なくお申し出ください。
なお、症状によっては少し痛みの伴う治療法を行うことがありますが必ずご説明いたします。
☆使い捨ての鍼を使用しています
当院での鍼・鍼皿は、ディスポーザブル(使い捨て)を使用しています。
使用した鍼は治療後に必ず処分いたします。
☆反応及び副作用について
鍼灸治療は、ツボを刺激し身体のバランスを整えていく治療法ですので副作用はほとんどありません。
ですが、まれに一時的に症状が出てくることがあります。これは自己治癒力によって健康を取り戻す過程で、身体が正常な状態に戻そうとするために起こる好転反応です。東洋医学では瞑眩反応(めんげんはんのう)と呼びます。
治療後はできるだけ安静にお過ごしいただき、その日は十分な睡眠をお取りください。また、直後の入浴やアルコール類の摂取はお控えください。
☆WHOのガイドライン
WHOのガイドラインでは、鍼灸治療を避けるべき病状、刺鍼・施灸を避けるべき部位を指定しています。
※禁忌症として以下のことが言われています。
急性伝染病・急性腹症・重篤な心疾患・悪性腫瘍・血友病・壊血病・紫斑病・免疫不全症・肺炎など高熱を発する疾患・血圧が著しく高い時あるいは低い時・酩酊時・精神異常時・その他重篤な状態にある時・妊娠初期
ただし、妊娠・悪性腫瘍については愁訴の改善やクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上、現代医療の補完などが期待できる場合には注意をして施術を行います。